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一悟術の智慧
「幸せ」、「豊かさ」、「人間関係」、・・・。

誰もが日常的に経験し、その大切さを感じてはいるけれど、
なかなかその本質まで掘り下げる機会が少ないテーマがあります。

「一悟術の智慧」では、こうしたテーマを取り上げて、
一悟術的「モノの見方」を、対話形式でわかりやすくお伝えしていきます。

一悟術の智慧 壱の巻「幸せについて」
■その6

たったひとりでもできるのが、幸せ、ということですか?
でも、愛もたったひとりでも感じることができますよね?・・・

はい。でもたったひとりで感じやすいのは幸せの方です。
だからそういう体験を見つけて、増やしていくというふうにしか言えないですね。


世の中の人は、本当に口をそろえて「幸せになりたい」と言うけれど、じゃあ具体的にあなたの幸せは何ですか、と聞かれた時に、具体的に幸せを挙げられる人はすごく少ないように思います。

分からないんですよね。僕は分からなくなってるときが長かった。

幸せになりたいと言っているにもかかわらず、自分が具体的に何をすれば幸せなのか、自分も含めてほとんどの人が気づいていないと思います。

それにはもう一つ、幸せになりたいと言う人は、幸せになりたくないと言っているような側面もあるので、一概にはなんとも言えないところがあります。


幸せになりたいって言う人は、幸せになりたいと思ってないんですか?

幸せになりたいって言っている人は、言葉を言い換えると、幸せにしてほしいと思っているんです。
自分が幸せになりたいと思っているんじゃなくて、誰かに幸せにしてほしいと思っている。


なるほど。依存の状態ですね。

そう、依存の状態です。


根底には、幸せになりたいってことは、今の自分は幸せではないってコミットしていることですか?

コミットしているは言い過ぎですが、まあ少なくともそれを認めているという感じです。


幸せになりたいと人に言うってことは、依存していて、幸せがどこからか来るものと思っているということですね。

そう。
それこそ白馬の王子さまがやって来て幸せを与えてくれるとどこかで信じている、ということです。


ということは、行動していない状態の人が多い。
だからさっきの話に戻ると、幸せというのは、自分自身が行動した時に感じることが多い、ということなんですね。

だいたい幸せになりたいって言う人は、逆のことをしてますよね。


今幸せになりたいっていうのが出てきたんですけど、人間は生まれてきて赤ん坊の頃はたぶん幸せな人が多いと思います。
でも、大人になるにつれて、大半の人が幸せじゃなくなってしまうように感じます。
なんで、そんなことになってしまうんでしょう。

たとえば、世の中の価値観として、学歴やお金など軸が少ないからそうなるのか、それとももっと別の要因があるんでしょうか。
どうして人は幸せを感じなくなってしまうんでしょう?

それはちょっと複雑ですね。
いろんなものが絡み合ってくるので。
ただ一つ何かを挙げるとしたら、やっぱりインナーチャイルドが影響しているのは事実です。
だんだんインナーチャイルドが大きくなってくるわけです。
成長と共に。


今の自分では足りない、とか。

そうです。
認められていない、とか。


それが、一番の原因ですか?

はい。


逆に日本とかじゃなくて、インナーチャイルドが育ちにくい社会というのもあるんですか?

あるらしいとしか言えないです。
きちんと研究した訳ではないので。
アフリカとかではあるみたいです。


それはどういう特徴があるんですかね?
こういう育て方をするとインナーチャイルドがつきにくいとか。
親としてはすごく知りたいところです。

ああ、そういうことですね。
今のアフリカのとは全然別の話になりますが、インナーチャイルドがつきにくい、というのは、まずは親が癒されていることが前提になりますね。

それで、子どもに対して、常に認めている、信頼している、ということを、分かるように伝えているかどうか。
伝えられなくても、子供の側で受け取ることはできますが、うまく分かるように伝えている方がスムーズですね。

というのは、それぞれの子供のキャッチする能力次第になってしまうので。


その子の存在を認める、オッケーだよと信頼する、ということですね。

もっと具体的なテクニックとなると、子どもとどういうコミュ二ケーションの取り方をするか、どういう言葉をかけていくか、ということが非常に重要になってきます。

一般に言うように、いかに否定語を使わないか、ということですよね。
子どもに否定語を使うということは、子どもは否定されているように感じます。
子どもは、それが親の愛から出ているものだとしても、区別できないから。


言葉もそうだし、言い方も含めてですね。

もちろんです。


いくら口でいいこと言っても、言葉としてきれいでも、エネルギー的にというか。。

思っていることが逆だとだめです。


家族レベルのことは分かりましたが、さっきのアフリカの話に戻って、社会として、こういう社会だったら、インナーチャイルドが育ちにくいというのはありますか?


次回に続く・・・


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